福部真子 日本新の“ご褒美”は「ゲームセンターに行きたい」世界陸上女子100mH

 世界陸上(米オレゴン州ユージン)に出場した日本代表が26日、成田空港に帰国した。女子100メートル障害の準決勝で12秒82の日本新記録を出した福部真子(日本建設工業)は、「無我夢中のレースだった。速すぎて笑っちゃって、体感的には13秒ぐらいだったけど、タイムを確認した時に感極まっちゃって涙が出た」と改めて喜びを語った。

 準決勝の同組では12秒12の世界記録も出るハイレベルなレースだった。福部は準決勝で敗退となったが、「11秒96が100メートルの自己ベスト。底上げの部分で、11秒5台まで引き上げればそれなりに戦える所までいけるのかな」と、課題が見えたという。

 “ご褒美”を聞かれると、「今一番したいことは、ゲームセンターに行って、ユーフォーキャッチャーやガチャガチャがしたい」と笑った。「今後はさらなる日本記録の更新と、パリ五輪へのファイナルに向けて頑張りたい」と意気込んだ。

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