世陸1600リレー日本史上最高4位“マイル侍”個人走力アップで次こそ表彰台だ
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陸上の世界選手権(米オレゴン州)の日本代表が26日、成田空港に帰国した。男子1600メートルリレーで日本史上最高の4位に入った“マイル侍”こと佐藤風雅、川端魁斗、ウォルシュ・ジュリアン、中島佑気ジョセフの4人がメダルへの確かな手応えをつかんだ。
記録は2分59秒51の日本新。ウォルシュは「メダルが見えてきたと実感した。また1から作り直したい」と意気込んだ。
五輪種目のトラック競技で“最古の日本記録”は1991年に400メートルで高野進が出した44秒78。今大会の同種目で準決勝敗退した佐藤は「高野先生の日本記録を抜くことが決勝の必要条件」と、目標に定めた。
来年の世界陸上、24年のパリ五輪へ個人の走力アップが必須。「来年は44秒78を複数(選手)で突破できれば」と“マイル侍”の表彰台は夢ではない。