開催候補地10月にも絞り込みか 札幌招致目指す30年冬季五輪
2030年冬季五輪・パラリンピック招致を目指す札幌市の幹部は27日、国際オリンピック委員会(IOC)が早ければ10月にも開催候補地の絞り込みを進める可能性があると明らかにした。地元経済団体などが機運を盛り上げるため、同市で開いた決起集会で述べた。IOCは12月の理事会で開催地を一本化する方針を示している。
30年大会を巡っては、バンクーバー(カナダ)とソルトレークシティー(米国)の2都市も開催に関心を示しており、IOCが23年5~6月の総会で正式決定する見通し。運営能力を評価される札幌市が有力視されるが、住民の支持率の低さが課題となっている。