吉田知那美が結婚 アルペンスキーコーチ河野恭介氏と 31歳誕生日にインスタで発表
北京五輪のカーリング女子で銀メダルを獲得したロコ・ソラーレのサード、吉田知那美(31)が27日、全日本スキー連盟のアルペンスキーコーチを務める河野恭介氏(30)と結婚したと自身のインスタグラムで発表した。
26日に結婚した吉田知は「31回目の誕生日を迎えたと同時に、河野恭介さんと結婚いたしました」と“バースデー婚”を報告。吉報を知らせる投稿には、トレードマークの笑顔で河野氏に抱きつく写真を載せた。「出会った頃からいつも自分の心に素直で、身も心もなにもかも飾らない彼の生き方から、人として大切なたくさんのことを教えてもらってばかりです」と敬意もつづった。
河野氏も全日本スキー連盟を通じてコメントを発表。出会いは河野氏の現役時代で「コーチの道に進んでからも友人として過ごす中で笑顔の裏にある覚悟や努力を知り、アスリートとしても人としても尊敬できる知那美さんに惹かれていきました」と明かした。
結婚生活は2人の仕事柄を考慮し、国内や海外で生活する“多拠点婚”。吉田は「普通と言われる形とは少し違った結婚生活」としながらも、互いのチームなど大切な人々と「過ごす時間も大事にしていけるように、そんな結婚生活に挑戦してみることにしました」と、愛にあふれた言葉で報告した。
◆吉田知那美(よしだ・ちなみ)1991年7月26日、北海道北見市出身。7歳で競技を始め、11年から北海道銀行に所属し、14年ソチ五輪出場。14年6月にロコ・ソラーレに加入した。同チームで18年平昌五輪銅メダル、22年北京五輪で日本史上最高の銀メダルを獲得した。リードの夕梨花は妹。愛称は「ちな」「ちーたん」。157センチ。
◆河野恭介(こうの・きょうすけ)1991年10月2日、長野県野沢温泉村出身。アルペンスキーでW杯出場経験を持ち、17-18シーズンで現役を引退した。引退後は全日本スキー連盟のアルペンチームのスタッフとして貢献し、昨季は同チームの国内ヘッドコーチを担当。今季は同チームの男子コーチを務めている。