梶原悠未「ショックで苦しい」 同級生トライアスロン宮崎集選手事故死に涙
東京五輪の自転車女子オムニアム銀メダルの梶原悠未(25)=TEAM Yumi=が29日、筑波大時代の同級生で、フランスでの練習中の事故で27日に25歳で亡くなったトライアスロン女子の宮崎集(つどい)選手について「ものすごくショックで苦しい」と涙ながらに語った。
大学時代は梶原はサイクリング部、宮崎選手はトライアスロン部でロードバイクやプールでの練習でともに汗を流した。授業も隣の席で受けるほど親しかったと言い「すごく優しくて、努力していた」と思い出を話した。
卒業後も連絡を取り合っていたが「応援している気持ちを(言葉で)伝えていなかったことがすごく悔しい」と声を詰まらせた。
宮崎選手は2年後のパリ五輪出場を目指していた。梶原は「これからは集ちゃんと一緒に自転車に乗る。集ちゃんとパリの表彰台の、真ん中からの景色を見たい」と、宮崎選手の思いも背負ってパリでの金メダルを目指す決意を口にした。