AS・比嘉もえ 本拠地で垣間見えた14歳らしさ

 パリ五輪の開幕(2024年7月26日)まで2年を切った。アーティスティックスイミング(AS)女子で、史上最年少となる14歳での日本代表入りを果たした比嘉もえ(AS広島)が31日までにデイリースポーツの取材に応じた。プロ野球・広島でプレーした寿光氏(41)を父に持つホープが夢の五輪でのメダルを堂々と宣言した。

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 中学生とは思えない、はきはきとした口調で質問に答える比嘉。日本選手権では大人な印象を受けていたが、この日の取材場所は幼少期から練習を重ねたAS広島の本拠地。ようやく14歳らしい一面を見ることができた。

 世界選手権から帰国後、すぐに期末テストがあったといい「全然できなかった。テスト悲惨でした」としょんぼり。ただ、合宿も含めて約3週間、学校に行けなかったこともあり「提出物が遅れたときの減点とかはなくしてくれると思います」とにやりと笑った。

 学校生活では「友達と廊下でしゃべったりする時間が一番好きです」。ふと手のひらを見ると「社会のワーク、技術のワーク」と書いてあった。「提出物なんです。忘れちゃうので書いてます」。AS期待のホープとして注目される少女。勉強も競技も大忙しだ。(デイリースポーツ・谷 凌弥)

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