ベアーズが女子陸上部を創設 野口みずきさんのコーチ務めた高柳祐也氏が監督に就任
家事代行サービスのベアーズが5日、都内で女子陸上競技部「Bears Camellia(ベアーズカメリア)」の創設発表会見を行った。初代監督の高柳祐也監督は、「熱く目標に向かって頑張れる環境を作りたい」と意気込んだ。
高柳監督は第89回箱根駅伝で8区2位となり、日体大の総合優勝に貢献。2013年からはシスメックスの女子陸上競技部コーチに就任し、アテネ五輪金メダリストの野口みずきさんのランニングコーチを務めた実力者だ。
部員は現在5人。平日は早朝練習を行い、午前と午後の業務を行った後に、再び練習を行っている。選手が競技を行う意思がある限り競技ができる環境を作るため、今後部員は実績に応じて「トップ」、「育成」、「サテライト」の3チームに分けられるという。
チームの目標は来年のプリンセス駅伝(全日本実業団対抗女子駅伝の予選会)の参加と24年のクイーンズ駅伝(本大会)の参加。指揮官は「将来トップチームになりたい思いがあるので、予選突破にはこだわりたい」と、強化方針を掲げた。