甲子園、斎藤佑樹さんが始球式 「コロナ禍で苦しむ球児に敬意」

 2006年の第88回大会に早実(西東京)で優勝し、昨季限りで現役を引退した元プロ野球日本ハムの斎藤佑樹さんが6日、第104回大会の始球式を務めた。穏やかな表情で速球を披露し「3年生は入学以来、コロナ禍に苦しみながら準備してきた世代。球児のみなさんへ敬意を込めて投げた」と話した。

 投球後は小さくガッツポーズをつくり、開幕試合で顔を合わせる両校の選手らを鼓舞した。「本当にいい顔をしていると感じた。甲子園がそうさせてくれたと思う」と感慨を込めた。

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