山本草太 羽生結弦さんプロ転向に「これからも背中を追いかけ続ける」
「フィギュアスケート・げんさんサマーカップ」(11日、滋賀県立アイスアリーナ)
男子ショートプログラム(SP)が行われ、16年ユース五輪金メダリストの山本草太(中京大)が95・15点で首位発進した。2位は友野一希(上野芝ク)で、3位は三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)。男子フリーは13日に行われる。
山本は冒頭の4回転トーループ-3回転トーループの2連続ジャンプを着氷すると、続く4回転サルコーも降りた。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も決めて、「イエスタデイ」を熱演。「緊張はあったけど、練習の体のキレだった」とうなずいた。
7月に、憧れの羽生結弦さんがプロ転向を表明した。これを受け、山本は「本当に小さい頃から羽生選手の背中やコミュニケーションにたくさん励まされた。羽生選手の言動とか、背中を見てこういったフィギュアスケーターになりたいなと追いかけ続けた背中だった」と熱弁。「これからも背中を追いかけ続けて、羽生選手のようなスケーターになれるようにもっともっと成長していきたい」と意気込んだ。