豊昇龍 叔父の元朝青龍のまねで巡業の盛り上げひと役 本人に報告「笑ってたっす」
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大相撲の夏巡業が14日、埼玉県春日部市で最終日を迎え、小結豊昇龍(立浪)が巡業の手応えを明かした。
2年8カ月ぶりの巡業では、他の関取の稽古をじっくりと観察。「いろんな人の相撲の形とか、こういうことを狙っているんだとか、そういうのを見てみようという考えがずっとあった。それが勉強になった。つかんだものは内緒にしておきます」と不敵に笑った。
巡業中の取組の仕切りでは、叔父の元横綱朝青龍が気合を入れるしぐさをまねる場面も。親方衆からのリクエストだったといい「子供の頃から見ているので覚えている」と、盛り上げにひと役買った。叔父にも報告し「笑っていた」と反応を笑顔で明かした豊昇龍。15日からは出稽古期間も始まる。「短い時間を無駄にしないように、1分でも1秒でも大切に使いたい」と、秋場所を見据えた。