国枝慎吾の「オレは最強だ!」に堀米雄斗も感銘「自信を持つことが大事」
車いすテニスで東京パラリンピック金メダリストの国枝慎吾(38)=ユニクロ=が18日、都内でNECとの共同プロジェクト「NEC プラスチャレンジ プロジェクト」の発表会見に登壇した。会見にはスケートボード男子ストリートで東京五輪金メダリストの堀米雄斗(ミクシィ)、スポーツクライミング女子複合で東京五輪銀メダリストの野中生萌(みほう)、パラ陸上の中西麻耶(阪急交通社)が参加した。
トークセッションで「自身を奮い立たせる言葉」が話題になると、国枝は「オレは最強だ!」と書いたボードを掲げた。「今日で1万1回目ぐらい、書いたの」と周囲を笑わせ、「そのぐらい常に自分に言いきかせているし、昨年の東京パラリンピックの決勝戦でも鏡の前で自分に何度も言った言葉」と振り返った。
1試合2~3時間はかかるテニスで「常に強気でいるのはなかなか難しい」と国枝。「テニスって、まとめると15分ぐらいしか(ボールを)打ってる時間がない。それだけ『間』があるスポーツ。その時間でいかに心を整えて次のポイントに向かうかが勝負の鍵」と、自身を鼓舞する言葉の重要さを強調した。
これを受け、堀米も「その通りだなと。自分に自信を持つことが大事だと思う。『オレは最強だ』と思って頑張ります」と感銘を受けた様子だった。
国枝は7月に四大大会全制覇とパラリンピック金メダルを合わせた「生涯ゴールデンスラム」を達成。記者会見ではサプライズで花束をもらい、笑顔を見せていた。