池江璃花子がフリーリレーに出場 予選4位で決勝へ 日本学生選手権
「競泳・日本学生選手権」(29日、東京辰巳国際水泳場)
女子400メートルフリーリレー予選が行われ、昨夏の東京五輪代表の池江璃花子(4年)=ルネサンス=が、日大の第4泳者として出場。合計タイム3分46秒39の全体4位で、午後の決勝に進んだ。
女子主将として臨む最後の日本学生選手権。1年時は白血病の闘病中に応援に駆けつけ、観客席から日大メンバーの活躍を見守った。2年時は復帰後わずか1カ月で50メートル自由形で4位。東京五輪に出場した3年時は、リレーを含めて3冠を達成した。
28日には50メートル自由形で2連覇を達成。レース後は大学4年間を振り返り「インカレで始まってインカレで終わる。寝る前に色んなことを考えた。感謝の気持ちを伝えたい」と涙ぐむ姿も。個人種目はあと31日の同100メートルにエントリーしている。「最後の年だけでも、『強かったな先輩』と思ってもらえるレースがしたい」と意気込みを語っていた。