リオ五輪銀メダリストの本多灯がインカレ3連覇 大会タイ記録 コロナからの復帰戦で貫禄
「競泳・日本学生選手権」(29日、東京辰巳国際水泳場)
男子200メートルバタフライ決勝が行われ、昨夏の東京五輪銀メダルの本多灯(3年)=日大=が、大会タイ記録の1分54秒06で、3連覇を果たした。
6月の世界選手権(ブダペスト)で銅メダルを獲得後、コロナ陽性判定を受けて今大会が復帰戦。前半100メートルをトップで折り返すと、後半もそのまま逃げ切った。「(1分)53秒台を狙っていたからあれですけど、表彰台に乗れたので、うちの大学に流れがきているんじゃないかなと思います」と笑顔を見せた。
予選も全体1位で通過しており「コロナぶりで緊張したが完泳できてよかった」と安どの表情。「自分のレースをすることが大学のためになる。世界で活躍するための1歩として臨みたい」と今大会を位置づけている。