東京五輪スケボー金・堀米雄斗「新しいモチベーション生まれる」初のJリーグ生観戦

 試合前にデモンストレーションを見せる堀米雄斗(撮影・金田祐二)
 試合前にデモンストレーションを見せる堀米雄斗(撮影・金田祐二)
 試合前にデモンストレーションを見せる堀米雄斗(撮影・金田祐二)
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 東京五輪スケートボード男子ストリート金メダルの堀米雄斗(23)=ミクシィ=が3日、J1のFC東京-横浜M(味の素スタジアム)にゲストとして来場し、集まった観衆の前でデモンストレーションを行った。試合前には取材に応じ「今回(Jリーグの生観戦は)初めてです。すごい楽しみにしています」と話した。

 堀米は普段からスポーツ観戦は好きだと言う。「日本人の選手の活躍を見て頑張ろうという刺激をいつももらっている。サッカーの観戦でも新しいモチベーションになるものが生まれる」と生観戦の経験を力に変える。

 東京五輪での金メダル獲得から一年以上が経過した。「五輪前と後では人から見られる目も、印象も変わった。スケートボードは遊びなんですけど、それでご飯を食べていけるとはみんな思っていなかったと思う。それが変わって、スポーツとしても認められたと感じる」。日本でのスケートボードの盛り上がりは実感している。

 それでも、普段活動している米国ほどには届いていない。「日本ではスケートボードのストリートカルチャーはまだ認められていない部分が多い。アメリカに住んでいて警察に怒られることもあるけど、その警察が自分のスケボーを使って急に技をやり始めたりとかが普通にある」と明かした。その上で「(文化を)変えることはすぐにはできないですけど、これからスケーターだけでなく、普通の人たちもスケートボードに一回は触れたことがあるような機会をつくっていければ」とさらなる競技の浸透にも尽力していく。

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