柴原組 初ペアも手応え 混合で準々決勝進出「ポイントの取り方分かるようになった」
「テニス・全米オープン」(3日、ニューヨーク)
混合ダブルス2回戦で柴原瑛菜(橋本総業)フランコ・スクゴル(クロアチア)組がルーシー・ハラデツカ(チェコ)ウカシュ・クボット(ポーランド)組に6-3、6-4でストレート勝ちし、準々決勝に進んだ。
柴原は混合ダブルスで優勝した全仏オープン以来の8強入りを果たした。1回戦に続き、この日も女子ダブルスを含む2試合をこなし、いずれもストレート勝ち。混合のスクゴルとは今大会で初めてペアを組んでいるが「ポイントの取り方も分かるようになった」とかみ合ってきた。
第1セットの第2ゲームをブレークし、勢いに乗った。40-30から相手ペアの男子選手が放つ強力なサーブに対し、柴原がリターンで食らい付き、前衛のミスを誘った。
混合では女子選手を狙うのが定石とされる。柴原は「その中で自分は頑張らないといけないので必死」と言う。幼少期の兄との練習で男子の打球に恐怖心を感じておらず「男子に対するチャレンジという思いでやっている」と頼もしく話した。