部員4人準強制性交疑いで逮捕 同大アメフト部無期限活動停止 リーグ戦も出場辞退
同志社大アメリカンフットボール部は9日、準強制性交の疑いで8日に部員4人が8日に逮捕されたことを受けて、同部の無期限の活動停止と今月1日に開幕した関西学生リーグ1部への出場辞退を発表した。小宮弘明監督(62)が、同部の公式サイトに謝罪文を掲載した。
同監督は「部として深刻な事態と受け止め、お騒がせしていることに対し深くおわびいたします」と陳謝。「今後の捜査と事実解明に全面的に協力することはもちろんのこと、厳正に対処してまいります」とした上で、「大学からの指導を踏まえ、無期限での活動停止と今季リーグ戦を辞退することといたします」と今後の活動について説明した。
今季は、日大前監督の橋詰功氏をヘッドコーチに迎えて強化を図ってきた。3日の初戦では関大に2-41で敗戦。17日には近大戦(MKタクシーフィールドエキスポ)が予定されていた。
同志社大アメフト部は1940年に創部され、同リーグでは関大に続く古豪。46年と79年(関学と両校)に優勝し、昨季は6位だった。甲子園ボウルには47年の第1回大会に出場して慶大に敗戦。チーム名の「ワイルドローバー」は、大学の創始者、新島襄が渡米のために乗った船名にちなんでいる。