フェンシング辻すみれ 3年ぶりV王手 手術の股関節回復「80%くらい」

 「フェンシング・全日本選手権」(10日、駒沢体育館)

 女子フルーレの準決勝までが行われ、東京五輪代表の辻すみれ(22)=大垣共立銀行=が、W杯ドイツ大会銅メダルの宮脇花綸(東京フェンシングスクール)に勝利し、3年ぶりの優勝に王手をかけた。東京五輪6位の上野優佳(中大)は狩野央梨沙(早大)を破った。男子サーブルは、ともに東京五輪代表のストリーツ海飛(鹿児島ク)と吉田健人(警視庁)が決勝に進出。決勝は11月5日に渋谷区内で行われる。

 辻が、勢いに乗る宮脇に圧勝した。開始から堅実な守りで試合を展開すると、最後は7-4からの8連続得点で勝負を決めた。東京五輪後に長年悩まされていた右股関節の手術を受け、現在は「80%くらい」まで回復。万全ではないものの、痛みを感じることなくプレーできることに笑顔を見せ「アタックとか、相手の懐に入り込む技ができるようになってきた」と手応えを語った。

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