羽生結弦 日中の「未来と希望のシンボル」に 国交正常化50周年の祭典特別ゲストに招待
日中国交正常化50周年記念慶典組織委員会は12日、フィギュアスケート男子の五輪2連覇王者でプロスケーターの羽生結弦さん(27)を、9月29日に都内で開く日中国交正常化50周年を記念した祭典の特別ゲストとして招くことを発表した。
同組織委は「2連続冬季五輪金メダリストとして、日本において既に国民的英雄ですが、北京冬季五輪での中国における熱狂ぶりは記憶に新しいところです。このことを一過性のものにせず、今後の日中交流における主役である両国の若い世代共通の未来と希望のシンボルとして活躍してもらうことを期待しています」と説明した。
9月29日は1972年に田中角栄・周恩来両国首相が日中共同声明に署名した日。“氷の英雄”として世界のファンを魅了してきた羽生さんは、「柚子」として中国でも高い人気を誇る。2月の北京五輪では、現地ファンの熱狂ぶりも話題を呼んだ。