同大アメフト部、来季の2部自動降格決定 監督が理事会で謝罪 川口理事長「悲しい」

 関西学生アメリカンフットボール連盟は14日、大阪市内で理事会を行った。川口隆弘理事長(68)、山田恒治専務理事(63)が報道陣の取材に応じ、部員4人が準強制性交の疑いで8日に逮捕された同志社大の小宮弘明監督(62)が出席し、冒頭に「ご迷惑をかけて申し訳ない」と謝罪したことを明かした。同監督は、今後の捜査へ全面的に協力する姿勢を示したという。

 川口理事長は、「理事長として、アメフトシーズンに入っているのに(競技に)ネガティブなイメージを与えてしまい、他の学生連盟や社会人、高校に対して本当に申し訳ない」と沈痛な面持ちで謝罪。また、同大OBで元監督としての立場から「報道されていることが事実ならば、怒りより悲しい気持ち」と話した。

 同大は部の無期限の活動停止と今月1日に開幕した関西学生リーグ1部への出場辞退を発表している。この日の理事会では、同大は今季リーグ戦の残り6試合で不戦敗となることを確認。3日の初戦で関大に2-41で敗戦していることから、7戦全敗で1部8位となることが決まった。

 また、入れ替え戦も辞退しているため2部へ自動降格となり、2部1位は自動昇格する。

 同連盟によると、1部での自動昇格、自動降格は初。来季のリーグ戦に参戦する場合は2部1位の扱いとなる。同大は直近では、17日に近大戦(MKタクシーフィールドエキスポ)が予定されていた。

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