飛び込み・五輪代表西田がV「優勝できてホッとしている」金戸との接戦制す

 「栃木国体・飛び込み」(15日、日環アリーナ栃木)

 成年男子高飛び込みが行われ、昨夏の東京五輪代表の西田玲雄(大阪)が446・40点で優勝を果たした。世界ユニバーシティー大会代表の金戸快(東京・日大)が2位、世界選手権代表の須山晴貴(栃木・栃木県スポーツ協会)が3位だった。

 西田が金戸とのデットヒートを制した。1本目で2位につけると、その勢いのまま苦手としている3本目の207B(後ろ宙返り3回転半えび型)で81・00の高得点をマーク。その後も安定した演技を続け、最後は得意の逆立ち技で締めた。「優勝できてホッとしている」と安どの表情を見せた。

 昨夏の東京五輪後は、苦手としている207Bを集中的に練習。今大会では全6本の演技の中で一番高い点数を獲得した。「五輪が終わってからの1年、高い点数が取れるようにしっかり練習してきた。まだちょっと足りないが、80点ぐらい取れたんでまあまあ」と手応えを語った。

 今大会で今シーズンは一区切りとなり、強化期間に入る。2023年には福岡での世界選手権、24年パリ五輪と戦いは本格化。まずは来年4~5月に開催が予定されている日本代表選考会を見据え「世界水泳(代表)に選ばれるようにまた頑張っていきたい」と闘志を燃やした。

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