東京五輪女王・須崎優衣V3 エース証明!決勝わずか1分23秒「いい試合になった」
「レスリング・世界選手権」(14日、ベオグラード)
女子が行われ、50キロ級で東京五輪覇者の須崎優衣(23)=キッツ=が決勝でモンゴル選手にフォール勝ちして優勝した。全4試合を無失点のフォールとテクニカルフォールで圧勝、2018年以来3度目の頂点に立った。非五輪階級の65キロ級は森川美和(23)=ALSOK=が決勝で中国選手を下して初の世界一。今大会の日本の金メダルは全て女子で計4個となった。
女子50キロ級の須崎は決勝をわずか1分23秒で制し、3度目の世界一となった。海外勢への無敗を保ち「圧勝して優勝したかった。パリ五輪につなげられるいい試合になった」と会心の笑顔だ。全4試合を3分以内で終わらせ、東京五輪と同じく自身は無失点で乗り切った。「早く日本に帰って、練習がしたい」と闘志をたぎらせた。