IOCがロシア選手の復帰検討 米国オリパラ委が明らかに
【ニューヨーク共同】米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)のライオンズ会長が15日、電話記者会見で、大半の国際大会から締め出されているロシアとベラルーシの選手を復帰させるかどうかの検討を国際オリンピック委員会(IOC)が始めていると明かした。
ウクライナ侵攻に伴い、IOCは2月にロシアとベラルーシの選手、役員を国際大会から除外するように国際競技連盟や大会主催者に勧告。両国の選手は、今夏の陸上と水泳の世界選手権などに参加できなかった。ライオンズ会長は「私は個々のアスリートがいかなる政治の犠牲者になってはいけないと考えている」との見解を示した。