大坂なおみ、大会前にみっちり2時間練習 笑顔で最終調整 19日開幕の東レOP

 3年ぶり開催の東レ・パンパシOPに向けて、大会前練習を行った大坂なおみ
 大会前練習で笑顔も見せる大坂なおみ
 大会前練習でダッシュなどのメニューをこなした大坂なおみ
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 「女子テニス・東レ・パンパシフィシック・オープン」(9月19日開幕、有明テニスの森公園」

 元世界ランク1位の大坂なおみ(24)=フリー=が17日、会場で公式練習を行った。優勝した19年大会以来、開催自体が3年ぶりで、2連覇が懸かる。大会直前にも関わらず練習は異例ともいえる2時間に及び、みっちりと最終調整を行った。

 大坂は午前9時から屋外コートで約2時間、30度近い暑さの中で練習をやり込んだ。コーチを相手にボールを打ち込んだ後も引き上げることはなく、ラダーを使ってステップする下半身トレーニングや、コートの端から端までの約30メートルを全力で4本ダッシュするなど、ハードなメニューを敢行。ただ、練習の合間には笑顔も見せ、トレーナーらと談笑するなど和やかな雰囲気で、引き揚げた後はクラブハウスに詰めかけた一般ファンに対し、サインや写真撮影に応じていた。

 大坂は左アキレス腱痛のため、1回戦敗退となった5月の全仏オープン後に戦線離脱。6月末からのウィンブルドンは棄権し、8月のシリコンバレー・クラシックで復帰したが、同月末の全米オープンではまさかの初戦敗退を喫した。世界ランクは現在48位となっている。

 また、大坂が日本でプレーするのは、聖火ランナーで最終走者も務めた昨夏の東京五輪以来、約1年2カ月ぶりとなる。久々の日本で再浮上のきっかけをつかめるか、注目が集まる。

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