五十嵐カノア、「体の準備は100パーセント」パリ五輪枠かかるワールドゲームズへ自信

 ワールドゲームズ日本代表の(後列左から)上山キアヌ久里朱、五十嵐カノア、村上舜、(前列左から)都筑有夢路、松田詩野、前田マヒナ(日本サーフィン連盟提供)
 サーフィンのワールドゲームズに向けてオンライン取材に応じる五十嵐カノア=16日
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 サーフィン男子で東京五輪銀メダリストの五十嵐カノア(24)=木下グループ=が16日、オンラインで報道陣の取材に応じた。日本代表として出場するワールドゲームズ(WG=世界選手権に相当、16日開幕、米カリフォルニア州ハンティントンビーチ)に向けて、「体の準備は100パーセント」と、自信をのぞかせた。

 直近までプロ最高峰のチャンピオンシップツアー(CT)の最終戦に挑み、年間5位で今季のツアーを終えたばかり。連戦となるが、「コンディションは今年のピークに近い」と好調を維持している。「今年ワールドチャンピオンになれなかったことは悔しいけど、勉強になったことはものすごく一杯あった」と切り替えてもいる。

 WGは24年パリ五輪選考の初戦で、男女の優勝国にそれぞれ1枠の五輪出場権が与えられ、原則男女各2枠の上限が増える。開催地のハンティントンビーチは五十嵐の地元。毎日波の状況が変わる難しい場所だが、「今回の目標は自分の金メダルとチームの金メダル。自分のヒート(試合)もだけど、チームのサポートにも集中したい」と目を輝かせた。

 昨夏の東京五輪では決勝で敗れ、銀メダル。悔し涙を流した1年前については、「東京のことは終わったこと。今日から2024に向けて、目標に向けて近づくように頑張る」と前を向いた。悲願の金メダルへ、新たなスタートを切る。

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