関学大QBの競争激化 関西学生アメリカンフットボール
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「関西学生アメフト、関学大34-14京大」(18日、王子スタジアム)
昨年の大学王者の関学大は、京大との伝統の一戦を34-14で制して、2勝0敗とした。
開幕戦を体調不良で欠場したエースQB鎌田陽大(3年)が初先発。しかし、得意のロングパスが決まらず、初戦で先発した星野秀太(1年)に第4Qを任せた。勝利にも「精度を上げていかないといけない。オフェンスを引っ張る力が足りない」と猛省した。
リードは10点と安全圏ではない場面。「点差が離れていなかったので、今日は(出番は)ないかな、と思っていた」という1年生は、大学での試合に初出場となった前戦と同様に安定感のあるプレーで、ランとパスで1本ずつTDを奪った。大村和輝監督(51)は「次もいい方を使う」と今後の併用を示唆。7年連続の甲子園ボウルを目指し、司令塔を競わせる方針だ。