大坂なおみ 24年パリ五輪出場は明言せず「まだ先の話なので考えたことない」

 大会2連覇に向けて抱負を語る大坂なおみ(撮影・堀内翔)
 練習を行った大坂なおみ(撮影・堀内翔)
 練習を終えて束ねていた髪をほどく大坂なおみ(撮影・堀内翔)
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 「女子テニス・東レ・パンパシフィシック・オープン」(19日、有明テニスの森公園)

 元世界ランク1位の大坂なおみ(24)=フリー=が会場で記者会見を行った。優勝した2019年以来、開催自体が3年ぶりで「〝前回王者〟と言われるのも妙な気がするけど、もちろんここでもう一度優勝したい気持ちもあるが、何よりも1つ1つを確実に戦っていきたい」と意気込みを語った。

 また、日本でプレーするのは昨夏の東京五輪以来、約1年2カ月ぶりで「去年の東京五輪は無観客だったので、今回は観客の皆さんの前でプレーできることをうれしく思っている」と大坂。久々の東京については「何よりもここに戻ってこられたことを本当にうれしく思っている。今回また東京の街を眺めて、友人と過ごすこともできてうれしく幸せに感じているところです」と和やかなムードで話した。

 また、24年パリ五輪出場に対する考えを聞かれたが、「まだずいぶん先の話なので、そのことについて考えたことはない。これから(状況などが)どうなるかを見ていきたい」と話すにとどめた。大坂は昨夏の東京五輪で聖火ランナーの最終走者という大役も務めたが、試合では3回戦敗退となっていた。

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