競泳 24年パリ五輪へプロジェクトチーム発足 リーダーに平井伯昌氏 北島ら育成
日本水泳連盟が19日、栃木県内で会見を行い、24年パリ五輪に向けて選手やコーチを強化、育成するプロジェクトチームの発足を発表した。総責任者には強化委員長を務める梅原孝之氏(52)、プロジェクトリーダーには五輪2大会連続平泳ぎ2冠の北島康介氏、16年リオデジャネイロ五輪400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介氏を育て、東京五輪ヘッドコーチだった平井伯昌氏(59)が就任する。
6月の世界選手権で日本は4つのメダルを獲得したものの、金メダルはなし。会見に出席した梅原氏は「世界選手権の反省を踏まえて効率的に、そしてしっかり成果を出すために評価計画を立てないといけないと考えた」と経緯を説明。平井氏の具体的な役割について梅原氏は「今までの経験値を生かして強化プランニングが中心。現場の統括をしてもらう」と話した。