大坂なおみ 引退意向のセリーナ・ウィリアムズを惜別「穴を埋めることは不可能」

 会見の前にヘッドホンを外して笑顔を見せる大坂なおみ(撮影・堀内翔)
 会見中に帽子を被りおなす大坂なおみ(撮影・堀内翔)
 大会2連覇に向けて抱負を語る大坂なおみ(撮影・堀内翔)
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 「女子テニス・東レ・パンパシフィシック・オープン」(19日、有明テニスの森公園)

 元世界ランク1位の大坂なおみ(24)=フリー=が会場で記者会見を行った。四大大会通算23勝を誇るセリーナ・ウィリアムズ(40)=米国=が現役最後の意向を示していた全米オープンを終えたことを受け、「彼女は信じられないような素晴らしいキャリアを過ごしてくれた。また、今はビジネスに携わる女性として活躍しているのも驚きばかり。全米は(見ていた)皆さんが感動する場面になったが、彼女がいかに素晴らしいキャリアを過ごしてきたかという表れだと思うので、また彼女の偉大さが現れたのではないかと感じた」と改めて敬意を示しながら惜別した。

 以前から尊敬の念を示していたレジェンドの引退意向を受け、自身が現役プレーヤーとして穴埋めをしたいかとの問いには「私は誰かの穴を埋めることは不可能だと思っている」と回答。「それぞれの選手が唯一無二の存在であり、それぞれが違う道を歩んできている。それを誰か別の人が埋めるのは不可能だと思っている」と持論を語った。

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