陸上女子やり投げで、7月の世界選手権(米国)で銅メダルを獲得した北口榛花(JAL)が20日、練習拠点のチェコから羽田空港に帰国して記者会見し、2度優勝した最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)など約3カ月の海外転戦に「誰もができる経験ではない経験ができた。一番充実感があった3カ月だった」と満面の笑みで語った。
世界選手権では五輪を含め、女子投てき種目で日本勢初の表彰台に立ち、年間上位者で争った今月8日のDLファイナルでも日本勢史上最高の3位。歴史に名を刻む快挙を果たしたが「そう簡単には世界のお姉さま方は勝たせてくれなかった」と悔しさを漂わせた。