ハンドボール新リーグ批判受け、葦原一正代表理事が反論「寝耳に水だった」

 日本ハンドボールリーグは21日、理事会後に都内で記者会見を行った。24年9月開幕予定の新リーグを巡って、8月31日までの参入申請を現行リーグで男子のジークスター東京が見送ったことを受け、葦原一正代表理事は「寝耳に水だった」と苦言を呈した。

 参入申請を見送ったのは、現行リーグの男子5チーム、女子1チーム。ジークスター東京の大賀智也社長は9月に記者会見を開き、丁寧な議論やリーグの社員総会での決議が行われないまま手続きが進んでいることを批判していた。

 ジークスター東京の会見を受け、葦原代表理事は「これだけたくさん議論を重ねてきて、急きょシングル・エンティティー(収益をリーグで一括管理する制度)は反対だと仰(おっしゃ)られると、ちょっと唐突だったのでびっくりした」と反論。「ジークスターの皆さんとはかなり求めている世界が一緒で、本当に賛同いただいている認識でした。ただ8月になって急転、あのように反対と言われてしまうと、私としては想定外だったのは事実」と困惑していると話した。

 ジークスター東京の一連の反論についても、「ちょっと一線を越えたご発言かなと思う。怒っているとかでは全然ないんですけど。あの発言は明確なリーグ批判にもなります」と指摘。「情報の行き違いは基本的ない認識。ソフトなコミュニケーションをやらせていただいた。なんでこういうことが起きてしまったのかは正直、私も分からない」と、険しい表情だった。

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