フェデラー、素晴らしい旅だった 引退試合を前に会見

 【ロンドン共同】男子テニスの元世界ランキング1位で現役引退を表明したロジャー・フェデラー(スイス)が21日、現役最後の大会となるレーバー・カップ(23~25日)を前にロンドン市内の会場で記者会見し「いつかは引退しなければならない時が来る。素晴らしい旅だった。トップ選手として長く活躍できたことは偉大な業績だと思う」と心境を語った。

 41歳のフェデラーは四大大会で通算20勝。近年は膝の故障に苦しみ昨年のウィンブルドン選手権後に3度目の手術を受けた。「膝の状態が改善しなかった。今年のウィンブルドン後に引退を決めた。永遠に現役を続けることはできない」と説明した。

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