東大生力士・須山5勝目で快勝締めも反省「集中できていない日もあった。悔しい」

 北勝泉(左)を攻める須山(撮影・佐々木彰尚)
 北勝泉(左)を押し出す須山(撮影・佐々木彰尚)
 北勝泉(下)を破った須山(撮影・佐々木彰尚)
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 「大相撲秋場所・14日目」(24日、両国国技館)

 現役東大生力士の序二段須山(木瀬)は北勝泉(八角)を押し出し、5勝目を挙げた。よく見た立ち合いから、下から突いて出ると、右ハズで力強く土俵の外に運んだ。「いつもと変わらずこの一番に勝つことに集中した。しっかり前に出てよかった」とうなずいた。

 前日23日は25歳の誕生日。「普通に部屋の仕事をして過ごしていた」というが、誕生日が同じ師匠の木瀬親方(元幕内肥後ノ海)には「おめでとう」と祝福された。1日遅れのバースデー星で、デビュー2場所目を締めくくった。

 先場所に続いて5勝2敗の成績。それでも「一番一番に集中するのができていない日もあった。勝ち越しとか、三段目に上がるには6番勝たなきゃとか、余計なことを考えてしまった日もあった」と振り返った。「悔しいですね。集中しきれなかった相撲に悔いが残る」と力を出せなかった相撲を悔やんだ須山。順調に番付を上げて迎える来場所へ「何勝とかじゃなく、全部しっかり集中するのを目標にしたい」と誓った。

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