五十嵐カノアが初の世界一 8戦全て1位の〝完全優勝〟「ミッションコンプリート」
「サーフィン・ワールドゲームズ」(24日、ハンティントンビーチ)
世界選手権に相当するWGの男子決勝が行われ、東京五輪銀メダルの五十嵐カノア(木下グループ)が合計15・96点で初の世界一となった。五十嵐は8戦全て1位の〝完全優勝〟。日本男子は五十嵐、村上舜、上山キアヌ久里朱の3人の結果による団体で1位となり、24年パリ五輪の追加枠1を獲得した。
地元・ハンティントンビーチでの優勝が決まると、両手でガッツポーズを作って〝ウイニングウエーブ〟に乗った。「今大会は100%、作戦通りに全部できた。ミッションコンプリートという気持ち。うれしい」と顔をほころばせた。WGでは18年、21年と2位だっただけに、悲願も達成した。