パリへ激闘再び!阿部一二三「力の差見せつける」丸山と10月世界選手権で決着宣言

 会見で意気込みを話す阿部一二三(代表撮影)
 会見で世界選手権への意気込みを語る阿部一二三(手前)
 練習に励む阿部一二三(右)=代表撮影
3枚

 柔道男子66キロ級で東京五輪金メダルの阿部一二三(25)=パーク24=が26日、世界選手権(10月6日開幕・タシケント)に向けて都内で行われた記者会見に出席した。「パリ五輪まで2年を切っているので、パリに出場するためにもすごく大切な試合になる。世界一になってつなげたい」と意気込みを語った。

 東京五輪切符を最後の最後まで争った宿命のライバルに〝白黒〟決着をつけにいく。同階級は、日本代表として世界選手権2連覇中の丸山城志郎(29)=ミキハウス=との2人同時派遣。トーナメントでの直接対決の可能性も含め、今大会を早くもパリ五輪代表争いの天王山と位置づけているだけに、阿部は眼光を鋭くしながら「自分の実力を見せるだけかなと。力の差を見せるだけかなと思っている」と、自分に言い聞かせるように言葉に力を込めた。

 阿部は五輪王者となり、従来以上にマークを受ける立場となったが、7月のグランドスラム・ハンガリー大会では足技を軸にしながら優勝するなど視界は良好。「相手が(自分を)意識しているからこそ(試合の中で)できることがたくさんあると感じた」とうなずき、「(海外勢で)誰を警戒しているというのはない。目の前の相手を1人1人に集中していきたい」と実感を込めた。

 一方、拠点の関西で最終調整を行っている丸山は、この日の会見には不参加。2人の過去の対戦成績は、阿部の5勝4敗となっている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス