松島、姫野、流のW杯組がリザーブで復帰 ラグビー日本代表の豪州A代表戦メンバー

(左から)松島、姫野、流の19年W杯メンバー
 オンラインで記者会見するラグビー日本代表のジョセフ・ヘッドコーチ
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 日本ラグビー協会は29日、オーストラリアA代表との第1戦(10月1日、秩父宮)に臨む日本代表の登録メンバー23人を発表した。リザーブには負傷などで今夏の代表活動に不参加だったナンバー8姫野和樹(28)=トヨタ、SH流大(30)=東京SG、WTB松島幸太朗(29)=東京SG=らが名を連ねた。SOはノンキャップの中尾隼太(27)=BL東京=が先発。オーストラリアA戦はキャップ対象となるテストマッチではなく、日本代表はジャパンXV(フィフティーン)として試合に挑む。

 W杯開幕まで1年を切り実力者が帰ってきた。ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC=52)は「後半から出場してチームに貢献してくれる。能力を発揮してほしい」と松島、姫野、流の19年W杯メンバー3人をリザーブで復帰させた。

 流は23年W杯フランス大会を最後に代表引退を明言する。国内復帰初戦の松島はフランスで磨いた実力を示す。姫野もリーダーとしてジャパンを背負う。

 一方でSOには山沢拓也(28)=埼玉=と李承信(21)=神戸=が負傷のためノンキャップの中尾を抜てき。ただ、指揮官はオーストラリアAとの3連戦で「全選手に出場機会を与える考えはない。まずは勝つことが最優先」と新たに多くは試さない。サバイバルと同時に勝利を追求する。

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