八村塁 凱旋試合で13得点9リバウンドの活躍 「大事な素晴らしい瞬間だった」

 2Q、ファールをもらいながらシュートを決めた八村塁と盛り上がる会場(撮影・高石航平)
 3Q、後ろにジャンプしながらシュートを決める八村塁(撮影・高石航平)
 3Q、ドリブルで攻め込む八村塁(撮影・高石航平)
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 「NBA・オープン戦、ウォリアーズ96-87ウィザーズ」(30日、さいたまスーパーアリーナ)

 NBAのオープン戦第1戦が開催され、ウィザーズの八村塁が同チームの一員として初の凱旋試合で、昨季王者のウォリアーズに挑み、13得点9リバウンドの活躍をみせた。試合はウォリアーズが勝利した。

 八村は第1Qの残り8分45秒のドライブからのレイアップでこの日初得点をマークすると、第3Qには鮮やかなフェイダウェイシュートを決めるなど、その後も着実に得点を積み重ねた。NBAプレーヤーたちのハイレベルな応酬に、超満員2万人の観衆からは地鳴りのような歓声と拍手が響いた。

 昨夏の東京五輪は無観客だっただけに「日本のファンの前でNBAとしてプレーできるのはうれしかった。大事な素晴らしい瞬間だった」と喜びを語った。

 3年ぶりの日本開催に加え、八村塁が所属するウィザーズ、昨季王者でカリーを擁するウォリアーズという豪華カードということもあり、コート周辺には多くの有名人も詰めかけた。

 コートサイド最前列では石橋貴明が見守り、女優の広瀬すずの姿も。世界的音楽グループ「BTS」のSUGAも韓国から来日して観戦。また、テニス女子の大坂なおみ、スケートボードの東京五輪金メダリスト、堀米雄斗らも熱戦を見守った。

 同カードのオープン戦は10月2日に第2戦が行われる。

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