西岡良仁がツアー2勝目「すごくうれしい」錦織圭に続く日本男子2人目の快挙
「男子テニス・韓国オープン」(2日、ソウル)
シングルス決勝で世界ランク56位の西岡良仁(27)=ミキハウス=が同24位で第4シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)を6-4、7-6で破り、2018年の深圳オープン以来のツアー2勝目を挙げた。日本男子のツアー大会の複数回制覇は錦織圭(ユニクロ)に続き、2人目となった。
最後に相手のショットがアウトになると、膝を突いて両手を上げた。西岡は日本男子で2人目のツアー複数回制覇の快挙を達成し「(優勝回数を)2に書き換えられたのは、すごくうれしい」と充実感に浸った。
第1セットは第10ゲームで初めて相手のサーブをブレーク。第2セットはタイブレークの末に競り勝った。3日開幕の東京での楽天ジャパン・オープンへ「どこまでベストなテニス(ができる)かは分からないが、久々の開催なので、いい結果を残したい」と力強かった。