八村塁“ダブルダブル”達成 日本開催の3日間「貴重な体験。特別な思い出になった」
「バスケットボール・NBAオープン戦、ウォリアーズ104-95ウィザーズ」(2日、さいたまスーパーアリーナ)
ウィザーズの八村塁(24)は、9月30日の第1戦に続いてスタメン出場を果たし、11得点10リバウンドをマークする2部門で2桁の「ダブルダブル」を達成した。チームは昨季王者のウォリアーズに95-104で敗れて2連敗。3年ぶりに日本で開催されたNBAのオープン戦が終了した。
全力プレーで母国のファンを魅了した。第2Qで八村は、ファウルをもらいながらシュートを決めるバスケットカウントを獲得。その後のフリースローも沈め、一時逆転を演出した。敗れはしたものの、日本開催の特別な3日間を振り返り「貴重な体験だった。特別な思い出になった」と充実感を漂わせた。
4季目を迎える今シーズンは、コート外でもチームを引っ張った。第1戦の後にチームメートを食事に誘い、鉄板焼きを堪能。「素晴らしい日本を紹介することができた」と満足した表情で語った。
次に日本でプレーする可能性があるのは来夏のW杯だが「今はシーズンに集中したい」と冷静。まずは18日(日本時間19日)に開幕する新シーズンを1歩ずつ戦い抜く。