高梨沙羅の五輪に続く失格 竹内択選手「重圧、ダメージ少なくないと思う」 例年夏は失格多いが
ソチ五輪スキージャンプ団体銅メダルの竹内択選手が3日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」に電話出演。ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅が2日に今季海外初戦となるグランプリ(GP)クリゲンタール大会(ドイツ)で、スーツ規定違反で失格となった件についてコメントした。
高梨は2月の北京五輪の混合団体でスーツ規定違反で失格となっていた。
竹内選手は「北京五輪が終わってシーズンに入る前に国際スキー連盟側の方でも、(多数の失格が出た)五輪の失格の件については結構議論になったと聞いています」と説明。「ルールも昨年シーズンとがらっと変わって新しいルールになった」とする一方で、例年、夏の試合はテスト的な部分もあり「結構失格者が多く出たりするものなので」と解説した。
高梨の精神的ショックについて聞かれると「五輪の時に失格になったというのは重圧もあるでしょうし、重いところだと思う」「精神的ダメージは少なくはないだろうなと思います」と指摘した。
一方で「夏のシーズンは、失格になるのは仕方ないことはないが、スーツとしてギリギリのところまでいかないと戦えない。世界との差をどれだけ縮められるかというところで、戦うスーツを作らないといけない」と語った。