永瀬貴規 7年ぶり世界一の誓い「優勝だけを狙う」 鉄壁の柔道スタイル抜かりなし
「柔道・世界選手権」(6日開幕、タシケント)
柔道男子81キロ級で東京五輪金メダルの永瀬貴規(28)=旭化成=が4日、世界選手権(6日開幕・タシケント)への出発前にオンラインで取材に応じた。24年パリ五輪代表選考でも重要な大一番。「優勝だけを狙う」と、15年大会以来7年ぶりの世界一を誓った。
81キロ級は海外勢も強豪ぞろいの激戦区とあって「優勝するための試合数も多く厳しい戦いになる。途中でバテないようにリカバリーも意識する」とガス欠対策も抜かりなし。白米など日本食も持参し「しっかり食べて備えたい」と、鉄壁の柔道スタイル同様の隙のなさをのぞかせた。
一方、同階級で同時出場する18年銀メダルの藤原崇太郎(24)=旭化成=は「いよいよだなと。(4月に)代表が決まってから長かった」と決戦を待ち切れない様子だった。