ウクライナ新体操選手団が高崎に 22日まで練習、大会参加も

 新体操の強豪ウクライナの代表選手ら約30人が5日、群馬県高崎市に到着した。ロシアによる侵攻が続く母国では体育館などが破壊され、選手団は練習環境を失っているという。市は体育館や宿泊施設を提供。一部の選手は20日に都内で開幕する世界大会に参加する。

 選手団代表のイリナ・デリューギナヘッドコーチは「サイレンや爆弾の音がなく、平和な環境で練習できる」とほっとした表情を見せた。

 市によると、選手は10~20代の17人とコーチら。日本体操協会が市に受け入れを要請していた。22日まで滞在予定。

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