宇野昌磨 マリニンに刺激も「クオリティーを上げる」今季初戦ジャパンオープン前日練習

 公開練習で調整する宇野昌磨(撮影・高石航平)
 着氷に失敗し、驚いた表情の宇野昌磨(撮影・高石航平)
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 「フィギュアスケート・ジャパン・オープン」(8日開幕、さいたまスーパーアリーナ)

 前日の公式練習が行われた。18年平昌五輪銀メダル、22年北京五輪銅メダルの宇野昌磨(24)=トヨタ自動車=は今季初戦に向け、「気持ちをコントロールしていきたい。失敗を受け入れて、今後に生かせるようにする」と意気込んだ。

 宇野は曲かけ練習で4回転ループを着氷するなど、念入りに調整した。同じ練習では9月に国際スケート連盟(ISU)公認大会で史上初めて4回転半ジャンプ(クワッドアクセル)を成功させたイリア・マリニン(米国)が4回転半を着氷。宇野は「何より全てのジャンプで安定して質よく跳んでいたのに刺激を受けた」と話しながらも、「僕には4回転アクセルとか、今以上の構成はちょっと現実的ではない。今のもののクオリティーを上げる」と目の前の目標を見据えた。

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