阿部兄妹、再び同日優勝 世界柔道、パリ五輪へ弾み

 柔道の世界選手権で兄妹そろって優勝し、金メダルを掲げる男子66キロ級の阿部一二三(右)と女子52キロ級の阿部詩=7日、タシケント(共同)
 柔道の世界選手権男子66キロ級で優勝し喜ぶ阿部一二三。3度目の制覇を果たした=7日、タシケント(共同)
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 【タシケント共同】柔道の世界選手権は7日、タシケントで行われ、男子66キロ級の阿部一二三(25)=パーク24、女子52キロ級の阿部詩(22)=日体大=がそろって優勝した。昨夏の東京五輪で同日金メダルに輝いた兄と妹が再び強さを示し、2024年パリ五輪での兄妹連覇へ向けて大きな弾みをつけた。

 阿部一は決勝で2連覇中の丸山城志郎(29)=ミキハウス=を下し、18年以来3度目の制覇を果たした。阿部詩は19年以来3度目の優勝。日本勢は6日の初日と合わせて男女計4階級で表彰台の頂点を独占し、最高のスタートを切った。

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