バスケ女子 ENEOS3季ぶりの王座奪還へ 新主将・渡嘉敷が決意

 バスケットボール女子のWリーグ2022-2023シーズンは19日に開幕する。13日は都内で会見が行われ、全14チームの主将が出席。ENEOSの渡嘉敷来夢(31)は、3年ぶりの王座奪還へ「チーム全員で成長して、必ず優勝したい」と意気込んだ。

 キャプテンを務めるのは在籍13年目で初。「過去2シーズンで勝ててないのは自分の責任。チームを引っ張っていく身として覚悟を持ってやらないといけないな。積極的にリングにアタックすること、流れが悪いときにDF面でチームを支えることが必要。練習からやっている姿を見せていきたい」と決意を語った。

 銀メダルを獲得した昨夏の東京五輪は右膝のケガの影響で出場を逃した。今年のW杯(オーストラリア)では6年ぶりに代表復帰したものの、1次リーグで敗退。「経験できたことはなくて、正直悔しい気持ちしかない」と振り返った。

 今季のWリーグは3年ぶりに全国で試合が行われ、レギュラーシーズンは14チームの2回戦総当たり方式、全182試合が行われる。プレーオフは4月1日から。「東京五輪でメダルを獲って注目されていると思うので、見られている自覚を持ってプレーすることが、(Wリーグが)盛り上がるきっかけになるんじゃないかな」と話した。

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