関学大が4勝目 QB鎌田猛省「やることは山積み」関西学生アメフト

 試合後に取材を受ける関学大QB鎌田陽大
 パスを投じる関学大QB鎌田陽大(右)
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 「関西学生アメフト、関学大29-0神戸大」(15日、王子スタジアム)

 関学大が神戸大を完封し4勝目。神戸大は、1勝3敗とした。

 開幕から無敗の4連勝にも、エースQB鎌田陽大(3年)の表情は厳しかった。第1Qの最初のロングパスをいきなりインターセプトされると、その後もパスがなかなか決まらず「欲が出すぎた。実力が自分に浸透していない」と猛省した。

 第3Qは無得点に終わり、第4Q途中で今季初戦を任された星野秀太(1年)に交代した。下級生として飛躍した昨年との違いを鎌田は「(今年は)上がいないので責任があると思っている」とし、「下のことを気にしすぎてしまうので、もっと自分のことにフォーカスしないといけない」と自身に言い聞かせた。

 星野との併用を公言している大村和輝監督(51)は、鎌田について「尻に火が付いて取り組む姿勢が変わっている」としながらも「普段の練習の詰めが甘い。やったつもりの“つもり”のレベルが低い」と指摘。無敗の立命大、関大との三つどもえの状況にも「関大、立命さんの方が上。三つどもえにはならない。そんなにうまくいかない」と厳しい見通しを示した。

 この日はディフェンスの健闘が光っただけに、「これ以上オフェンスが足を引っ張るわけにはいかない」と鎌田。「やることは山積み。1分1秒も無駄にできない」と7年連続の甲子園ボウルへ集中力を高めていた。

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