小池、多田、泉谷らオリンピアンが小中学生を指導 住友電工陸上フェスタ
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昨年の東京五輪に出場した陸上の小池祐貴(27)、多田修平(26)、泉谷駿介(22)ら住友電工の所属選手が16日、兵庫・伊丹市の住友総合グラウンドで行われた「住友電工陸上フェスタ」に参加し、小中学生約250人に陸上教室を行った。
泉谷とともに中学生を担当した小池は、水平移動を習得するための練習方法や、お手製の器具を使った踏みだしの確認などを伝授。スタートが得意か、後半が得意かなど「自覚すると長所に特化したトレーニングができる」と説明し、練習器具を子供たちにプレゼントした。
小学生を担当した多田は、得意のスタートで子供たちと競争するなど終始笑顔で指導した。今季は肉離れの再発など故障に苦しんだが、「来年は世界陸上もある。ファイナルを目指して10秒00、9秒台を安定させるために冬季トレーニングを頑張りたい」と話していた。