東京五輪・パラリンピックの開催１周年記念イベント「Ｔｈａｎｋ　ｙｏｕ　Ｔｏｋｙｏ！」が１６日、国立競技場で行われた。イベントには“ミラソメ”の愛称で親しまれる東京五輪公式マスコットの「ミライトワ」と東京パラリンピック公式マスコットの「ソメイティ」が登場し、観客を沸かせた。

　“ミラソメ”が国立競技場の観客を魅了した。冒頭で観客席の後ろから並んで入場すると、手を振りながら階段を降り、あいさつ。中盤ではＦｏｏｒｉｎの「パプリカ」の曲に合わせて、息の合ったダンスを披露した。

　トップアスリートと共に４００メートル障害物リレーも行った。“ミラソメ”はアンカーで、ミライトワは陸上女子の田中希実（豊田自動織機）からバトンをもらい、ソメイティは海外選手からバトンを受け取った。ミライトワが前に出ていたが、最後はソメイティと一緒に手をつないでゴール。愛くるしい姿に観客から大きな拍手が贈られた。

　大会から１年以上たっても、“ミラソメ”人気は根強く残る。この日もＳＮＳ上では歓喜の声が上がっていた。