2022.10.17

坂井隆一郎“桐生超え”５秒８４　独自競技５０メートル走「本気で走りました」

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　陸上男子１００メートルの元日本記録保持者、桐生祥秀が発起人となった独自競技の５０メートル走「スプリント５０チャレンジ」が１６日、兵庫・伊丹市の住友総合グラウンドで行われた。東京五輪代表の小池祐貴（２７）、多田修平（２６）＝ともに住友電工、今夏の世界選手権代表の坂井隆一郎（２４）＝大阪ガス＝らが出場し、小中学生の各組に１人ずつ参戦した。

　記録トップは坂井の５秒８４でこの競技の最速記録である桐生の５秒８７を更新。スタンディングスタートだったが、得意の加速での“桐生超え”に「最後（の組）だったのでやってやろうと本気で走りました」と胸を張った。５秒台は５秒９５の多田と２人。「（直接対決の）レースでは多田さんに勝てていないのでうれしい」と笑顔だった。