伊藤、地元の盛岡で「表彰台を」 クライミングW杯へ抱負

 スポーツクライミングのワールドカップ(W杯)複合盛岡大会(20日開幕・岩手県営運動公園スポーツクライミング競技場)に出場する日本代表が18日、東京都内で記者会見し、盛岡市出身の伊藤ふたばは「地元でW杯が開催されることをすごくうれしく思う。表彰台を狙いたい」と意気込んだ。

 大会は24年パリ五輪で実施されるボルダリングとリードの2種目による複合で争われる。アジア選手権の複合で3位となった伊藤は「パリ五輪に向けて複合を経験することがすごく大事」と強調した。昨年の世界選手権男子ボルダリング覇者の藤井快は「W杯をきっかけにパリ五輪に向けて頑張りたい」と力を込めた。

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