ロシア選手の国際大会除外を継続 IOCバッハ会長

 【ソウル共同】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は19日、ウクライナに侵攻したロシアの選手と役員を巡り、国際大会から除外するよう全競技の国際連盟や大会主催者に勧告した2月の制裁措置を継続する考えを示した。ソウルで開かれた各国オリンピック委員会連合(ANOC)総会の基調講演で言及した。

 バッハ氏は「今は処分を変更するタイミングではない」と述べる一方で「選手らが戦争を始めたわけではない」と強調した。総会にはロシアのオリンピック委員会が出席したが、これに反発したウクライナは欠席。デンマークの代表団が「逆であるべきだ」と異論を唱える場面があった。

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